どうしたの?
色々な「差」が体の負担になるよ。
みなさん、こんにちは!
漢方薬剤師の玄(@gen_kanpo)です。
- 月曜日
- 連休、夏休み明け
- 季節の変わり目
体調崩していませんか?
春や秋は過ごしやすい季節ですが体調不良も多いです。
これらの原因に「差」があります。
今回は体調不良が起きやすい「3つの差」について解説していこうかと思います。
- 月曜日が憂鬱
- 低気圧で体調が悪い
- 季節の変わり目が苦手
体調不良が起きやすい「3つの差」
何事でも「差」は負担がかかります。
漢方相談をしている上で体調不良が起こりやすい「差」は‥
- 生活環境の差
- 気圧差
- 気温差
この3つが体調不良を起こしやすい「差」だと思っています。
原因不明の体調不良が多い人は意識してみると良いかもしれません。
生活環境の差
- 連休・休日→平日
- 職場、学業の環境
- 出産・病後
生活環境、状況の変化は大きな負担になることがあります。
身近なところでは日曜日の夕方から月曜日にかけて憂鬱になる「ブルーマンデー症候群」
別名「サ○エさん症候群」などとも言われますね。
このブルーマンデー症候群の原因は日曜日と月曜日の生活環境の差と言われています。
- 休日に楽しいことを詰め込みすぎる
- 休日にダラダラしすぎる
- 仕事がツラすぎる
このギャップが原因の1つとされています。
難しいかもしれませんが‥
「平日にも楽しみを持ったり無理をしない」
「休日もダラダラしすぎない」
せっかくの休日なので、少し長めに寝ることは良いと思います。
ただ、夜ふかしや昼まで寝るようなことをしないようにしましょう。
気圧差
気圧の変化で体調が悪くなる人も多いです。
主に低気圧で体調不良になる人が多いですが、急激な高気圧でも注意が必要です。
人間の体は水分がとても多いです。
気圧が変化すると体にかかる圧力が変わります。
特に不要な水(痰飲)が溜まっているタイプは影響が大きいです。
気圧差で体調が悪くなる人は…
- 暴飲暴食をしない
- 軽く運動をする
- 利水に働く飲食物を優先的に食べる
この様な養生法がオススメです。
ポイントは「不要な水をためない」
水の入り口は「胃」
胃腸に優しい食事や水分とり方に気をつけましょう。
(2024/11/21 19:11:29時点 楽天市場調べ-詳細)
これでもツライ場合は漢方薬で対処ができます。
気温差
寒暖差(気温差)は体にとって負担になります。
急に暑いところに行くと「めまい」がしたり、寒いところに行って寒気や蕁麻疹が出る人もいます。
現代では外と室内の温度差が10度以上あることもあります。
激しいものだと冬場のお風呂で起きるヒートショックなども問題になりますね。
命の危険になることもあるので気温差は侮ってはいけません!
気温差対しては
- 空調の温度
- 衣服
- 食養生
体に体温に「差」が生まれないように上手に対応しましょう。
特に冷えやすい人は
「羽織るものをバックに忍ばせる」
「三首(足首、手首、首)を冷やさない」
この様な工夫も大事です。
寒暖差アレルギー
「寒暖差アレルギー」という症状があります。
急激な寒暖差で免疫機能が乱れることによるアレルギーです。
季節性の鼻炎が多い春と秋は「寒暖差」が大きい季節です。
花粉症の人が雨で花粉が飛んでいないはずなのに鼻炎が出ている事があります。
この様な季節性の鼻炎は寒暖差アレルギーの可能性があります。
自律神経が乱れる
寒暖差が激しいと自律神経が乱れるとされます。
「春バテ」「五月病」「秋バテ」などとも言われる症状は寒暖差による自律神経の乱れが原因とも言われています。
春や秋に起こる
倦怠感、憂鬱感、不眠、胃腸障害、めまい、動悸など
検査では問題ない不具合は自律神経の乱れが原因かもしれません。
東洋医学は得意なところだから気になる人は近くの専門店に相談してみよう!
https://gen-kanpo.com/harubate
過ごしやすい季節こそ注意
一般的に秋や春はすごしやすい季節とされます。
ただ、上記のような「差」が生まれやすく体調不良が多い季節とも言えます。
具体的には
【春】
- 冬からの寒暖差
- 気圧の変化が大きい(春の嵐)
- 入学、入社、転職、進級など生活環境の変化が大きい
- 風邪(ふうじゃ)の影響が強い
- イライラしやすい(春の感情は怒)
【秋】
- 夏からの寒暖差
- 前半は台風が多い
- 夏休み明けの生活環境の変化が大きい
- 落ち込みやすい(秋の感情は悲、哀)
このように「差」が生まれやすいですね。
また直前の季節「夏・冬」の不養生が影響します。
五行説で表すように各季節は繋がっています。
各季節の養生はチェックしておきましょうね!
養生を忘れないように!
まとめ
「差」というのは体に負担がかかります。
そして、その「差」は急激なほど影響が大きいです。
「差」が起きないような対策をしましょう。
今回の内容を簡単にまとめると
日常生活の「差」は体の負担になる
- 生活状況の差
- 寒暖差
- 気圧差
【対策】
「差」がなくなるように生活する
- 休日にダラダラしすぎない
- 平日にも楽しみを持つ
- 飲食物、衣服に気を付ける
- 疲れをためない
「差」は負担なっちゃうんだね。
ほら!ジェットコースターの看板にも書いてあるでしょ「体調がすぐれない方はご遠慮ください」って。
肝に銘じまーす☆