(# ゚Д゚)プンプン
効き目は同じ?
漢方薬は味やニオイが特徴的ですし飲む量が多いですよね。
継続にするには『飲みやすさ』はとても大事なポイントです!
今回、漢方薬の剤形(形状)の特徴を紹介していきます。
煎じ薬
刻んだ生薬を組み合わせて作ります。
服用する前に自宅で患者さん自身が煎じます。
薬局によっては調剤後
自動煎じ器で作ってくれ、そのままパックしてくれるところもあります。
『○○湯』という名前の漢方の本来の作り方。
効能効果では煎じ薬が1番!
生薬そのものの味、ニオイがします。
余計な加工がされていないので有効成分もしっかり出ます。
保存料などが入っていないのであまり日持ちはしません。
逆に添加物が気になる人にはおすすめ。
自宅で30~40分程煎じなくてはいけないので手間はかかります。
また味とニオイが強いので飲みにくくなることもあります。
慢性病やほかの剤形の漢方薬で効果がなかった人はぜひ煎じ薬を試していただきたいです。
『粉は効かなかった!』
『煎じは効いた!』
ってこと良くあります。
粉薬
さっと飲むことができる漢方薬の粉薬。
実は粉薬にも種類があります。
エキス顆粒、細粒
現在1番主流の剤形です。
メーカーによって作り方は様々ですが、
要は上記の煎じ薬を加工して飲みやすく粉にした薬
病院で処方された漢方薬はほとんどこの剤形。
メーカーによって
- フリーズドライ
- 芳香性の強い生薬は後煎
- 添加物を天然の物だけ使用
- 国内製造
- 1回量をなるべく少なく
- 1日2回でOK
など
かなり違ってきます。
漢方薬はメーカー選びがとても重要です!
餅は餅屋ではないですが、しっかりとした漢方メーカーを選びましょう。
同じ処方でもメーカーによって効き方が違います。
作る手間がない、持ち運べるのは大きなメリットです。
ただ加工(熱処理)しているので有効成分が減っている可能性があります。
添加物が入ってきます。
散剤
細かく粉砕して粉にした生薬を組み合わせたお薬。
『○○散』という名前の漢方薬の本来の作り方。
加工(熱処理)をしていないので有効成分が失われていない。
添加物が入っていない。
エキス顆粒、細粒と比べるとかさ高く飲みにくい。
作っているメーカーがあまりなく種類が少ない
錠剤
エキス顆粒、細粒を賦形剤などで固めた薬。
メーカーによって裸錠、フィルムコーティングされていたりする。
一般的に価格が安い。
飲みやすい。
持ち運びできる。
作る手間がない。
というメリットがあります。
ただ加工(熱処理)しているので成分が失われている。
添加物が入っている。
西洋薬の錠剤に比べると飲む量が多い。(1回5錠 1日3回など)
基本的にはエキス顆粒、細粒よりも濃度が低いです。
丸剤
生薬原末をハチミツと練り合わせ丸めた薬。
『○○丸』という名前の漢方薬の本来の作り方。
飲みやすい。
持ち運べる。
加工処理が少ない。
添加物が少ない。
メリットが多い剤形です。
ただ作るメーカーによって
- 添加物が多い
- 国内製造じゃない
- 生薬の質が悪い
やはりメーカー選びは大事です。
製造の手間が多く、作っているメーカーが少ない。
西洋薬の錠剤に比べると飲む量が多い。(1回20丸とか)
まとめ
漢方薬は効果が出るまで多少継続しなくてはならないところがあります。
続けやすい剤形を選ぶようにしましょう。
まとめると
飲みにくさ、作る面倒よりも効き目が重視→煎じ薬
価格を抑えたい、飲みやすさを重視→錠剤
効き目もある程度欲しい、でも煎じるのは面倒→粉薬
錠剤→丸剤
エキス顆粒、細粒→散剤(原末を使用している)
オススメします。
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