何かオススメ書籍はある?
色々あるけど「わかる中医学入門」をオススメするよ!
薄い本なんだけどこれ一冊でかなりレベルアップできる本だよ!
よ、読んでみようかな!(なんか怒れらた)
みなさん、こんにちは!
漢方薬剤師の玄(@gen_kanpo)です。
今回はこれから本格的に中医学を学びたい人にオススメの一冊を紹介します。
その名も…
「わかる中医学入門」
知っている人は知っている(当たり前)名著になります。
200ページ弱の本なのですが内容はとても濃いです。
中医学の入門書をお探しの方は参考にしてみてくださいね。
- これから中医学を勉強したい
- 入門書を探している
- もう一度基礎を勉強したい
「わかる中医学入門」ってどんな本?
簡単に説明すると…
名前の通り中医学の基礎理論を中心に学べる本です。
「わかる中医学入門」は中医学の基礎理論を中心に書いてある本なのですが…
- 診断学
- 弁証論治
- 生薬学
- 方剤学
- ツボの話
まで網羅している本です。
基礎理論以外の各項目は専門書の方が詳しいですが、一冊で色々まとまっていて非常に便利です。
著者の邱 紅梅(きゅう こうばい)先生ってどんな人?
邱 紅梅
中医師。心理学修士。北京中医薬大学医学部卒業。東京学芸大学大学院で生理・心理学修士号を修得。北京中医薬大学元講師、WHO国際伝統医学養生センター元講師(北京)。日本での各種中医学勉強会の講師、病院・薬局へのアドバイザーを務めながら、一般向けの講演や雑誌での執筆活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著書『12か月のからだ歳時記』より
邱 先生はメーカー主催の勉強会の講師として専門家に指導するような先生です。
婦人科の領域で非常に有名で特に不妊相談の内容で多くの相談実績があり勉強会講師などもされてらっしゃいます。
最近では年末の小太郎漢方の勉強会などが定番ですね。
現在は桑楡堂薬局で漢方相談に従事されています。
オススメ理由①基礎理論の内容がわかりやすい
この本を私がオススメする理由は基礎理論がわかりやすく学べるから!
個人的に思う…中医学を勉強するうえでの一番のネック!
「基礎理論」
ここで挫折してしまう人が非常の多いです。
そのため「いかに基礎理論を理解するか」はとても大事になります。
「わかる中医学入門」はこの基礎理論がわかりやすくまとまっています。
漢方の専門家が集まる勉強会でもテキストに使われるくらいしっかりとした内容です。
基礎理論は中上級者になっても見直します。(多分一生勉強)
キチンとした内容の本は必ず必要になってきます。
とはいえ全くの初心者にはこれでも難しいかもしれません。
その場合は東洋医学の概要を学べる「徹底図解 東洋医学のしくみ」もオススメです。
(2024/11/21 09:08:37時点 楽天市場調べ-詳細)
オススメ理由②基礎理論だけじゃない!
「わかる中医学入門」は基礎理論だけではなく臨床応用の内容も含まれます。
診断のポイントや特徴、弁証の組み立て方も記載されているので実践したい人にもオススメ。
また、代表的な生薬や方剤の内容も簡単にまとまっています。
基礎理論が大事な点
中医学を生業にするなら基礎理論は最重要事項です。
中医基礎理論の本は必ず一冊は持っておいた方が良いです!
現場に立っている私ですが複雑な相談に遭遇することは多いです。
立ち止まったり、悩むことは少なくありません。
この時に戻るのが「基礎」です。
困ったときは基礎に戻るのが鉄則。
この時に参考にするのが「わかる中医学入門」を含めた基礎理論の書籍です。
国際中医師の試験の指導をしていただいた中医の先生にも…
「中医基礎理論はずっと勉強しなさい!」
こう言われました。
実際の話、方剤学などが詳しいだけでも現場に立てます。
ただ、基礎理論がしっかりしていると応用力が全く違います。
少し遠回りに見えますがしっかり中医基礎理論を勉強する事をオススメします。
遠回りに見える基礎理論でもしっかり学べば結局は近道になります。
まとめ
中医学の基礎理論をしっかり学ぶことが出来る「わかる中医学入門」
これから本格的に中医学を学びたい人には非常にオススメの一冊です。
基礎理論は1回でおぼえるよりも繰り返し学ぶことが大事です。
「困った時は基礎に戻る」
中医学を勉強すると壁にぶち当たることは何度もあります。
繰り返し読み返せるしっかりとした本があると長く使うことが出来ますよ。
参考にしてみてくださいね!
最初は理解できなくても繰り返し読めばいいんだよ!
「千里の道も一歩より」だね!
この本は何度も読み返して読むような本だよ!
一緒に学んでいこうね!