肝風内動

肝風内動
情緒やストレスに関わる五臓の肝に負担がかかると、めまい、頭痛、震え、痙攣など、体内に風が吹くような症状が出ます。
この状態は何らかの原因で肝の陽>陰になっています。

詳しく分けると、

  1. 肝陽化風(肝陽上亢で内風)→激しい頭痛、めまい、筋肉の痙攣
  2. 血虚生風(肝血(陰)虚→内風)→手足の痙攣、ふるえ、目のかすみ、爪や唇の色が悪い
  3. 熱極生風(肝火上炎→内風)突然の痙攣、こわばり、高熱

陽気たかぶり、陰を失いやすい春〜夏に起こりやすい。

原因は様々ですが睡眠不足やストレスは増悪因子。

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漢方薬剤師 玄
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