【春困(しゅんこん)】
春になると強い眠気やだるさを感じる現象のこと。
中国語でも「春困」と書き、東洋医学でも昔から知られている状態です。
これは単なる季節の変化によるものではなく、気温の上昇や自律神経の変化、血流の影響などが関係しています。
東洋医学的には春特有の昇発という陽気の流れに体が追いつかず不調が出ると考えます。
- 春は冬に蓄えたエネルギーが外に向かう
- 体内の気血のバランスが崩れる
- 一時的に脳への血流が不足(眠気↑)
- 春は五行の肝が活発
- 相剋関係の脾(≒消化器官)を攻める
- 消化吸収↓でエネルギー不足
体が春になれるまでは、消化の良い食事を心がけ疲れを溜めないようにしましょう。
頭皮のマッサージなども脳への血流を増やす意味でもおすすめです。