脾は昇清を主る

脾は昇清を主る
「昇」は脾気が上昇する運動を「清」は飲食物から作った水穀の精微(栄養物質)を表す。

昇清には2つの働きがあり

  1. 水穀の精微を上部に届ける
  2. 内臓の位置を正常に維持(昇提作用)

「脾は昇をもって健全とする」といわれており、この機能が低下すると

  1. 下痢、めまい、むくみ
  2. 胃下垂、子宮脱などの内臓の下垂

の症状が現れる。

昇清作用の低下に対応する漢方薬は補中益気湯

胃腸を重視したすごい先生が作った!補気の王様【補中益気湯】 みなさん、こんにちは! 漢方薬剤師の玄(@gen_kanpo)です。 現代人はお...
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漢方薬剤師 玄
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