朱ちゃん
シナモンティーって美味しいね~☆
温まる~☆
温まる~☆
玄先生
シナモン(桂皮)は『散寒薬』だからね。
朱ちゃん
シナモンも生薬なんだね~☆
今回は生活にも取り入れやすい『桂皮(シナモン)』を解説していくよ!
桂皮
![](https://gen-kanpo.com/wp-content/uploads/2019/09/93be0787c8337c535b02a53996608e16-640x360.jpg)
〈性味〉辛・甘 大熱
〈帰経〉肝・腎・心・脾・胃
クスノキ科ケイの幹皮
肉桂とも言います。
本来、葛根湯等は桂皮ではなく桂枝で作らなくてはいけない。
桂枝(けいし)は若枝。
主な効能効果
![](https://gen-kanpo.com/wp-content/uploads/2019/09/f8f5cc21d4c8b8cf0b1790389f9b0473-640x360.jpg)
温中補陽
体の温める成分(陽)を補う。
四肢の冷え 頻尿などに用いる。
散寒止痛
冷えから起こる痛みを止める。
温通経脈
温めることで脈を通す。
婦人の無月経、月経痛などに用いる
補気、補血を強める
少量を補気・補血剤に混ぜると効果を高める事ができる。
代表例として十全大補湯 人参養栄湯
・芳香性が高いので煎じる場合は後下が望ましい。
・陰虚には使わない。
・妊婦にも注意
・混同されがちだが「桂枝」とは効能が違う(桂枝は辛温解表薬)
健康食材としての桂皮(シナモン)
![](https://gen-kanpo.com/wp-content/uploads/2019/09/e28096eaf2ffb6ebff720ad12e09896e-640x360.jpg)
ハーブとしても有名な桂皮(シナモン)
・毛細血管の老化を防ぐ
・アンチエイジング
・浮腫みの改善
・ダイエット効果
・リラックス効果
・血糖値の安定化
の様な効果が期待できるようです。
1日の摂取量は0.5~3gとされています。
玄先生
あくまで目安量!
大熱の生薬だから過剰摂取は禁物だよ!
大熱の生薬だから過剰摂取は禁物だよ!
まとめ
![](https://gen-kanpo.com/wp-content/uploads/2019/09/f3fde9416d5a7cd0f1f6896b067123c9-640x360.jpg)
桂皮は効能が大熱、対応臓器が多いので冷えの要薬。
「温める」「痛みを取る」という点で婦人病によく使われます。
冷えて痛む生理痛、胃痛にはもってこいの生薬です。
芳香性が高くハーブティーなどにも用いられます。
朱ちゃん
温める作用が強いから、私には紅茶に少し入れるのがちょうど良いみたい☆
・体を温める
・冷えからくる症状の改善ができる(痛み、頻尿など)
・少量を補気、補血薬に入れると効果が上がる
・大熱なので体が火照る、乾燥する人は注意が必要
玄先生
本来は桂枝で作られなくてはいけない漢方薬も日本ではほとんど桂皮で作られているよ。(効能効果が違う)
桂皮は『大熱』だからほてり易い人はチェックしてね。
桂皮は『大熱』だからほてり易い人はチェックしてね。
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