【肺は涕を主る】
涕とは鼻粘膜から分泌される粘液。
鼻腔を潤し、異物や邪気を防ぎ、呼吸をスムーズにする役割をしています。
【肺は嬌臓】と呼ばれ寒熱、乾燥、外邪に対して敏感の臓です。
外邪の種類によって鼻汁も変化します。
寒邪が侵入すると鼻汁は薄く量が多くなり、鼻閉をともないます。
熱邪が侵入すると黄色く粘稠性の強い鼻汁になります。
燥邪が侵入すると鼻汁の分泌量は低下、鼻腔が乾燥します。
よく鼻炎で使われる小青竜湯は「風寒邪+体に水を溜め込んたタイプ」に有効な漢方薬です。
どんな鼻炎にも有効ではないので注意しましょう。
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