【恐則気下】
突発的、過度な恐怖は腎の気を下げます。
具体的には、恐怖が原因でお漏らしをしたり、腰が抜けたり、脱毛、白髪が多くなるといった現象に繋がります。
腎には、両親から受け継いだ生命エネルギーである「腎精」が貯蔵されいます。
しかし、過度な恐怖によって腎が傷つくと、腎精が漏れ、気が下がる状態になります。
腎は老化や骨、泌尿器、生殖器に関わる臓。
膀胱の開閉機能に影響が出て失禁を引き起こしたり、腎の消耗によって足腰が弱まり、髪が養われなくなることがあります。
また、腎の機能低下は加齢を加速させる原因になります。