標本緩急

標本緩急
標:表面的な症状
本:根本的な原因

標と本どちらを優先に治療するか考えるという治療原則。

  • 急なれば標を治す:辛い症状、急性症状の治療原則
  • 緩なれば本を治す:変化が緩やか、慢性病の治療原則
  • 標と本が同じように重い→標本同治
  • 病状が重い場合、要点(標or本)だけを治療する

ストレスで肝の疏泄機能が低下し脾胃に負担がかかった場合。(肝脾不和)
肝気を抑える治療が本治であり,胃痛や消化不良や食不振などを改善するのが標治です。

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漢方薬剤師 玄
✅資格:国際中医師 | 薬剤師 |健康運動実践指導者 ✅漢方相談歴10年以上✅胃腸を中心とした漢方相談が特徴。✅健康や中医学の情報を『楽しく面白く』発信中。 お気に入りにするとあなたの生活の質がちょっぴり向上するかも!